キッズ野菜ソムリエの育成・活動から
皆さん、こんにちは!野菜ソムリエの増田朱美です。
野菜ソムリエの資格を取得してもうじき10年。
我が子も既に成人し、少しだけ(←いえいえ、たくさん?笑)子育ての道を先に行く先輩として、
また野菜ソムリエの活動を通して感じたこと等、2回にわたりお話いたします。
「キッズ野菜ソムリエ」はご存知ですか?
そう、野菜ソムリエの子ども版!(野菜ソムリエの説明は又の機会に・・・)
キッズ野菜ソムリエのお仕事は2つ。
①野菜・果物を楽しむこと
②お友達に野菜・果物の魅力を伝えられること
つまり、子どもから子どもへ伝える食育の新しい形です。
このキッズ野菜ソムリエになるには任命イベントに参加してもらいます。
現在私はこの講師と同時に、イベントそのものを長野県内で最も多く開催している、
NPO法人食育体験教室コラボ(略:コラボ)の理事もしています。
理事長の飯島美香さんとの出会いから、県内に80名程のキッズ野菜ソムリエが誕生しています。
キッズ野菜ソムリエになるために、まず3種類のトマトの食べ比べを体験。
見ため・香り・味・食感をそれぞれ自分の言葉で表現します。
「実はトマト嫌い、食べられない」という子ども達も、
隣の子どもの姿を目の当たりにして、
ちゃんと食べてしっかり表現できるのです!
その時の「嫌いなのに食べることができた!」という気持ちは、自信に変わり、
また、その子どもだけに限らず会場の雰囲気も素晴らしいものへと激変。
どの子も、キラキラした目の輝き、おもいっきりの笑顔となります。
その笑顔が頂点に達するのは、認定証を渡した後に、
キッズ野菜ソムリエエプロン&黄色のチーフを着用した時!
この笑顔を見ることを楽しみに、キッズ野菜ソムリエ認定講師をしている私です。
今の世の中、とても目まぐるしく、時間の流れがとても早いと感じます。
子育て真っ最中のお母さん、昼間はフルタイムで仕事。夜は家のこと・・・
と自分の時間が取りづらい毎日ですよね。
そんな中でも、子どもの成長にとって重要である食事のこともしっかり対応。
お母さんはいつも頑張っています!
コラボでは今年、主にキッズ野菜ソムリエの子どもたちのために、
農作業体験・料理教室、イベント出演等を行っています。
農作業体験はじゃがいも!肥料づくりから始まり、植付け、収穫。
今度は大豆収穫も!料理教室では伝統料理も作りました。
そして、自分たちが主役の野菜の日のイベントも体験!
これらの開催情報は、先の頑張っているお母さんにきちんと届き、
子どもたちも、お母さん、更にはお父さんも笑顔いっぱいで参加。
小さい頃から、また家族みんなで食べ物のことに関心を持ってもらえる
良い場になっている様子に、私達関係者はいつも嬉しく思っています。
まだまだ、キッズ野菜ソムリエの活動の様子等詳しくお話したいのですが、今回は、このくらいに・・・。
次回は、野菜ソムリエとしての視点から、働くお母さんに向けて、具体的なメッセージをお伝えいたします。
この記事を書いた人 増田 朱美
・日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ(アクティブ)
・日本野菜ソムリエ協会認定 キッズ野菜ソムリエ認定講師
長野県中野市在住。
りんご兼業農家に育ち、 野菜・果物に囲まれた食生活を送る。
資格取得後、野菜ソムリエを活かし転職。
料理コンクール4回優勝を重ね、レシピ開発、料理教室講師を中心に活動中。
(SBC信越放送「3時は!ららら♪」笑顔の食卓レギュラー出演(約2年間)。
「ヨークカルチャー「体調を整える 野菜・果物の食べ方」講師、週間長野「野菜のおはなし」連載中。」
ブログ:
http://nekomin.naganoblog.jp/