まさかの・・・食べ方を知らない・・・
我が家の上の子、3歳で幼稚園に入園しました。
その時、食べられなかったもの・・・それは・・・
みかん・・・
嫌いだったわけではありません。
皮をむけなかったのです(^_^;)
今となっては笑い話ですが、なぜ、むけなかったのか・・・
そんな我が家の子どもたちのエピソードシリーズです☆
先生からの予期せぬ質問
上の子が生まれてじきに転勤で見知らぬ土地へ行った我が家。
その町で幼稚園に入園しました。
ある日、幼稚園へ迎えに行ったら、担任の先生に聞かれました。
先生「お母さん、◯◯くん(うちの息子)は、みかんを食べたことがないのですか?」
へ???
予期せぬ質問に一瞬固まったものの・・・
私「いいえ。食べたことは、あります。」
先生「じゃあ、自分でむいたことはないですか?」
この質問に、再度、固まりました・・・
え????????????????
しばし、沈黙していたら・・・
先生「今日、お昼にみかんが出たのですが、◯◯くんが食べないので、みかんも食べてと言ったら、丸ごと食べようとしたのです。」
私「・・・・・・」
先生「それで、びっくりして私が半分に割ってあげたら、今度は半分ごと食べようとしたのです。」
私「・・・・・・・・・・・・・」
先生「だから、もしかして、自分でみかんを剥いたことがないのかと思って・・・」
私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶句」
もう、その時、何と答えたかも覚えていません(笑)
ええ。そうでした。たぶん。
うちの長男、自力でみかんをむいたことがなかった(笑)
おぼっちゃま!?
テーブルに座って、自分の前に一房ずつ並べられたみかんしか食べたことがなかった(爆)
どんだけ、おぼっちゃま育ちーーーーーーーーーーーー
おぼっちゃまでもないのにーーーーーーーーーーーーーーーー(笑)
生まれてから、とにかく食が細くて、ミルクも離乳食もあまり進まなかった。
だから、あの手この手で食べさせようとした。
追いかけてまで食べさせたりはしなかったけれど
食べる時間には、食べることに興味をもってもらいたくて
一所懸命だった・・・
でも、後になってわかった
別にその時食べなくても良かったんだって(笑)
見知らぬ土地で、知り合いも、友達も、親もいない、
頼れる人もいない、そんな土地で初めての子育てをしました。
当時は、まだインターネットも普及していなくて
情報は、まだ流行り始めの育児情報誌だけだった。
そこに書かれているように・・とまでは思わなかったけれど
せめて、三度の食事とか睡眠とかリズムよく生活できるように・・・
そんなことを考えていたのは事実だったと思う・・振り返ってみれば。
良くも悪くも、専業主婦だったから手もあったんだな・・・
やりすぎたね(笑)
自分では過保護のつもりはなかったけれど・・・
きっと、過保護だった。
上の息子は特に(^_^;)
とはいえ・・・
そんな食の細かった息子も、高校生の時には、お昼のお弁当の他に部活前に食べるおにぎりを持って行ったくらい、食欲旺盛になりましたし、今では東京で一人暮らしをしています。
育つもんです(*≧艸≦)
もちろん、自分でみかんも食べられます(笑)(笑)(笑)
そして、反面教師とでも言いましょうか
このエピソードを踏まえた、二人目の子育てでは・・・
自分からみかんを食べようとした時は、たとえぐちゃぐちゃになろうと
母、ぐっとこらえました(笑)
これだったんだなあ(笑)
まあ、もともと、食に興味があるかないかは、同じ親から生まれても違うわけだし
その辺りも影響するとは思うけれど・・・
仮に、食が細くても、標準体重があれば気にしなくていいってこと(*≧艸≦)
少しずつ自分でできるようになることが大切って話です(^^)
さて・・・
幼稚園に入園して食べられなかったものは、まだありました(笑)
それはまた次回・・・
この記事を書いた人 大口 知子
フリーライター・簡単レシピ研究家
夫、大学生・高校生の息子二人
ゆめサポママ@ながの代表メンバーの一人。文章を書く仕事の傍ら、ブログに掲載していた手抜きに見えない手抜きレシピがきっかけでTV出演することに。
SBCテレビ「3時は!ららら♪」NHK長野放送局「ひるとく」などを経て、現在テレビ信州「ゆうがたGet!」木曜レギュラー出演中。
本業ではライティングスクールで後輩の指導にも注力。
http://pianpiano.naganoblog.jp